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18件の議事録が該当しました。

該当会議一覧(1会議3発言まで表示)

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2021-06-02 第204回国会 衆議院 厚生労働委員会 第24号

最高裁は、一九七四年の猿払判決以来、国公法規定を全面的に合憲としてきましたが、二〇一二年の堀越事件判決において、国家公務員が、勤務時間外に職務関係なく行ったビラ配布行為を処罰の対象とすることは憲法二十一条一項、三十一条に違反するとした高裁判決の結論を維持し、無罪判決を下しました。

宮本徹

2021-06-02 第204回国会 衆議院 厚生労働委員会 第24号

職務関係のない勤務時間外の純然たる市民的、政治的な活動を、人事院規則に丸投げして禁止対象として、その違反に刑罰を科す、この現行法制の矛盾が誰の目にも明らかになったのがこの堀越事件判決だと思います。  その上で、そもそも、なぜ、どのような経過で国家公務員政治活動禁止し、公務員労働基本権を不当に制限する規定法改正で設けられたのか。  

宮本徹

2021-06-02 第204回国会 衆議院 厚生労働委員会 第24号

起訴された事案は法務省はつかんでもいないというわけですが、私の知り得る限りでは、堀越事件世田谷国公事件の二件なのではないかと思います。これは人事院に通知もなく、警察政治弾圧として行った事件であります。  堀越事件、資料二枚目からお配りしておりますけれども、社会保険庁職員堀越さんが、二〇〇四年、国公法違反逮捕、起訴された事件であります。

宮本徹

2017-06-15 第193回国会 参議院 本会議 第33号

実際、岐阜県警大垣署市民監視事件堀越事件などで明らかになったように、警察はふだんからひそかに市民の情報を収集し、それが明らかになっても通常業務の一環だと開き直り、正当化しています。大垣市で風力発電勉強会を開いただけで警察の調査の対象となった四人について、この人たち通常社会生活を送っている人ではないのかとの委員会での質問に対し、大臣は、答弁を控えるとしか言いませんでした。

辰巳孝太郎

2017-06-14 第193回国会 参議院 本会議 第32号

社会保険庁職員が休日にしんぶん赤旗号外配布したことが国家公務員法違反に当たるとして逮捕、起訴された堀越事件は、最高裁無罪が確定しました。この犯罪でも何でもない行為について、公安警察は徹底した捜査を行いました。二十九日間にわたり延べ百七十一名の捜査員が、少なくとも四台の車と六台のビデオカメラを使用して尾行し盗撮する。

山添拓

2017-06-08 第193回国会 参議院 法務委員会 第17号

今日は、任意捜査に関わって堀越事件を取り上げたいと思います。  五月十六日、衆議院の法務委員会参考人加藤健次弁護士紹介した事件です。二〇〇三年、社会保険庁職員だった堀越さんが、休日にしんぶん赤旗号外配布したことが、しんぶん赤旗号外ってチラシですけれども、国家公務員法政治的行為禁止に反するとして逮捕、起訴されました。一審有罪高裁逆転無罪です。

山添拓

2017-06-08 第193回国会 参議院 法務委員会 第17号

そうであれば、この堀越事件捜査で行われたような事前の捜査活動任意捜査、尾行や盗撮、こうしたものは、共謀罪においても一切、行為が行われる前から、実行行為が行われる前、実行行為の中にはこの法律でいえば計画が入っています、計画の前の段階から行えるということは当然だと思うんですね。それをなぜかお認めになろうとしない。  

山添拓

2017-05-23 第193回国会 衆議院 本会議 第27号

質疑の中で、岐阜大垣署市民監視事件堀越事件など、警察による監視活動実態が明らかになりました。警察は、裁判でみずからの活動違法性が認定されても謝罪も反省もせず、適正な職務執行だったと開き直っています。ここに共謀罪が新設されたらどうなるのか。警察が今以上に大手を振って一般市民監視に乗り出すことは火を見るよりも明らかです。  

藤野保史

2017-05-19 第193回国会 衆議院 法務委員会 第18号

そして、もう一点御紹介したいのは、加藤参考人は、この日に堀越事件というものも紹介をしていただきました。配付資料もお配りしております。  これは、国家公務員であった堀越さんが休日に、日曜日に赤旗号外配布したことが政治的行為に当たるかどうか争われた事件で、九年にわたる裁判闘争を経て、二〇一二年十二月七日、最高裁無罪判決を言い渡した事件であります。

藤野保史

2017-05-16 第193回国会 衆議院 法務委員会 第17号

公道上だから自由にやれば構わないのではないかという考え方で恐らく警察庁はこれまで捜査を進められてきたところでありますし、先ほど加藤参考人紹介された堀越事件でも、路上でのビデオ撮影が行われてまいりました。  私は、堀越事件東京地裁の一審で、専門家証人として、ビデオ長期監視プライバシー侵害であるというふうに証言しました。東京地裁が一カ所、違法判断を出しております。

指宿信

2016-05-10 第190回国会 参議院 法務委員会 第12号

お手元の資料の最後のページに、今や憲法の議論の中で極めて重要な判決として伝えられている堀越事件という事件の簡潔に分かる記事を付けました。  最高裁判決で、国家公務員法違反だと疑われたこの堀越さんが無罪という判決を受けた事件ですが、私が今日、国家公安委員長にお尋ねをしたいのは、この堀越さんを長くにわたって尾行し、四六時中そのプライバシーを暴き続けた、それもひそかに、この警察の手法です。  

仁比聡平

2014-05-28 第186回国会 参議院 憲法審査会 第5号

ちなみに、その後、最高裁は、国公法違反が問われたいわゆる堀越事件について、公務員政治活動公務員職務遂行政治的中立性を損なうおそれが実質的に認められない限り自由であるという趣旨の判決をしているところです。  そもそも、公務員法で適法な行為が、いざ国民投票ということになったときに違法とされる理由があるはずがないと私は思います。

仁比聡平

2014-04-24 第186回国会 衆議院 憲法審査会 第4号

そして、これはいわゆる堀越事件と言われておりますが、ある庁に勤務する一般職公務員配布した事案でございますけれども、それについては無罪としており、政治的行為に当たらないと判断した理由について、被告人管理職的地位になく、その職務の内容も権限も裁量の余地のないものであり、配布は、勤務時間外である休日に、国ないし職場の施設を利用せずに、公務員としての地位を利用することなく行われたものである上、公務員により

山下貴司

2014-04-22 第186回国会 衆議院 憲法審査会 第3号

公務員政治活動の自由を拡大するのが世界の趨勢であり、この国でも、二〇一二年十二月七日の堀越事件最高裁判決は、公務員政治活動を一律禁止した猿払事件判決を実質的に変更して、政治活動の自由を拡大しています。また、昨年行われたインターネット選挙の解禁などを含めて、政治活動選挙運動の自由が広がろうとしているのが趨勢です。  

田中隆

2006-12-07 第165回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会 第8号

具体的にここで個々にこういうケースというのは、前にやったことがありますが、あえてまた繰り返しませんけれども、その上で、罰則を設けないようにしたからと言って、萎縮効果が起こらないようにと言うけれども、そういう規制を設けること自体が既に堀越事件などが起こるもとで、萎縮効果があらわれているというのが、小委員会で自治体の現場で働く労働組合田中参考人も言われたとおりだと思うんですね。

笠井亮

2006-11-02 第165回国会 衆議院 日本国憲法に関する調査特別委員会日本国憲法の改正手続に関する法律案等審査小委員会 第1号

一つは、具体的な事例でございますけれども、これは、国家公務員の方が日曜日などの勤務時間外に職場から遠く離れた自宅の近所で革新政党ビラを配ったことを理由にして逮捕、起訴された事件東京地裁では有罪判決が出されておりますが、いわゆる国公法堀越事件などがあります。

田中章史

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